町議会議員選挙

大槌町議会議員選挙 結果速報2019 立候補者一覧と開票結果 当選者の情勢

2019年8月11日に投開票となった岩手県、大槌町議会議員選挙(大槌町議選)。

本ページでは大槌町議会議員選挙2019開票速報・開票結果・立候補者名一覧情報・当選者落選者についてまとめています。

立候補者の党派別内訳など選挙情勢についてもご紹介していきます。

大槌町議会議員選挙2019|開票速報と開票結果・当選者一覧

大槌町議会議員選挙2019の開票結果は地元自治体やNHKなどの開票速報が発表され次第随時こちらに記載していきます。

▼以下確定済み開票結果となります

結果 得票数 氏名 年齢 性別 党派 新旧 主な肩書き
1117 芳賀 潤 54 無所属 団体役員
はが じゅん
730 小松 則明 59 無所属 会社員
こまつ のりあき
645.7 東梅 康悦 55 無所属 農業
とうばい こうえつ
553 沢山 美恵子 63 無所属 無職
さわやま みえこ
476 菊池 忠彦 53 無所属 会社員
きくち ただひこ
411 臼沢 良一 70 無所属 NPO法人理事
うすざわ りょういち
404 阿部 三平 70 無所属 農業
あべ さんぺい
383 阿部 俊作 66 共産 農業
あべ しゅんさく
378 佐々木 慶一 58 無所属 会社員
ささき けいいち
353 及川 伸 58 無所属 会社役員
おいかわ しん
291 阿部 義正 61 無所属 農業
あべ よしまさ
290 金崎 悟朗 68 無所属 無職
かねざき ごろう
280.3 東梅 守 60 無所属 無職
とうばい まもる
269 野崎 重太 76 無所属 無職
のざき しげた
233 下村 義則 58 無所属 漁業
しもむら よしのり

大槌町議会議員選挙2019の立候補者一覧から見る選挙情勢

今回の大槌町議選は、定員13に対して立候補者は15名。

前回の2015年から定数の変更はありません。

立候補者は2015年には18名、2011年には19名の届け出がありました(2011年の定数も13)。

 

次に立候補者を分析してみます。現職12新人2元職1人です。

全体の平均年齢は61.99歳とやや高めの印象を受けます。立候補者世代別人数を見てみます。

年代 人数
30代 0
40代 0
50代 7
60代 5
70代 3

 

50代が最多の7人立候補で最年少は53歳、最年長は76歳です。30代と40代の立候補者がゼロです。ちなみに党派別人数は以下の通りです。

党派 人数
共産党 1
無所属 14

2015年も今回と同じく共産党が1人擁立した以外は無所属での立候補でした。

 

大槌町の町議当選の傾向を把握するために、現職・新人・元職の当選率を2015年、2011年について算出してみました。

2015年 人数(人) 当選(人) 落選(人) 当選確率(%)
新人 6 5 1 83
現職 10 7 3 70
元職 2 1 1 50
2011年 人数(人) 当選(人) 落選(人) 当選確率(%)
新人 6 4 2 67
現職 11 8 3 73
元職 2 1 1 50

2015年は新人、2011年は現職の当選率が高い結果でした。今回は現職12人に対し新人が2人立候補しており、現職が新人の勢いに負けず議席を守ることができるか注目です。

 

投票率は2015年が77.81%、2011年は73.38%といずれも高い数字を記録しています。

 

2015年は13位と次点候補の票差は24票、2011年は290票で2人の候補者が並び、激しい票の奪い合いが展開されました。今回は2人しか落選しないため、再び激しい選挙戦になるでしょう。

岩手県大槌町の特徴や抱える課題

大槌町は岩手県の海岸全体に広がる陸中海岸の中央より南に位置しています。東は太平洋、西は遠野市、南は釜石市、北は山田町、北西で宮古市と接しています。

 

総面積は200.42k㎡を有し、北上山地に属する山々に囲まれた山間部が多く、太平洋へと注いでいる大槌川と小鎚川沿いの開けた平地に住宅地と商工業地が集積しています。

 

1955年4月に旧大槌町と金沢村が合併し新しい大槌町が誕生しました。三陸復興国立公園の真ん中に位置し、出入りの激しいリアス式海岸が続いています。三陸沿岸でとれるアワビやウニ、ワカメ等豊かな海の幸に恵まれており、漁業が町の産業を支えています。

 

2011年3月11日の東日本大震災で激しい揺れと大津波により甚大な被害を受けました。町庁舎の2階まで津波が押し寄せ行政組織は麻痺し、JR山田線の大槌駅が流される等浸水範囲内の人口は約77%におよびました。

 

交通ネットワークは震災の影響で不通になっていたJR山田線から移管された三陸鉄道の大槌駅を含めて町内には3つの駅があり、2019年3月23日に三陸鉄道リアス線として8年ぶりに開通しました。大槌駅から宮古駅までの所要時間は約65分、釜石駅までは約20分の所要時間です。

 

三陸自動車道の大槌インターチェンジがあり、大槌インターチェンジと山田南インターチェンジ間が2019年1月22日に、大槌インターチェンジと釜石北インターチェンジ間が同年6月22日に開通し、徐々に交通ネットワークが再整備されています。

 

大槌湾内には周囲約200mの小島で大小2つの丘が連なったひょうたんの形をしている蓬莱島があり、NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルと言われています。2013年には町指定の文化財として登録された町のシンボルです。

 

大槌町では東日本大震災からの早期復興と人口減少対策の大きな課題を抱えています。震災により甚大な被害を受けたことや長引く避難生活で人口が大きく減少しています。

 

平成26年に日本創成会議・人口減少問題検討分科会が発表した「ストップ少子化・地方元気戦略」によると2040年には現在の人口から4,000人余りが減少した7,160人と想定されています。また、若年女性の減少率がマイナス68.9%と算出され、消滅可能性都市と指摘されています。

 

大槌町では震災によって受けた影響を一日でも早く克服し、より一層の発展を図ることを目的とした「大槌町東日本大震災津波復興計画」が策定され、生活基盤の整備を進めてきました。

 

この計画の後継として6つの基本方針を示した「第9次大槌町総合計画」を策定して、2019年から計画をスタートさせています。

  • 産業を振興し町民所得を向上させるまちづくり
  1. おおつちの自然を活かし、継承する一次産業の実現
  2. 働きやすく、骨太なおおつちの商工業の推進
  3. おおつちらしい観光物産戦略の展開魅力ある持続可能なまちづくり
  • 健康でぬくもりのあるまちづくり
  1. 地域福祉の推進
  2. 子育て環境の充実
  3. 健康づくりの推進
  4. 高齢者支援の推進
  5. 障がい福祉の推進
  6. 医療の充実
  • 学びがふるさとを育て ふるさとが学びを育てるまちづくり
  1. 生涯を通してつながる学びの推進
  2. 地域へと広がる魅力的な学びの場づくり
  3. 町民の学習活動の推進
  4. 学ぶ環境の整備
  5. 震災伝承による防災文化の醸成
  • 安全性と快適性を高めるまちづくり
  1. 災害に強いまちづくりの推進
  2. 良質な自然環境の保全と環境衛生の向上
  3. 快適な住環境の実現
  4. 利便性の高い交通ネットワークの整備
  • 将来を見据えた持続可能なまちづくり
  1. 協働による地域・まちづくりの推進
  2. 健全な財政運営の推進
  3. 成果を重視した行政運営の構築
  • 未来につなげる着実な復興まちづくり
  1. 事業者の本設再建と産業の再生(経済産業基盤)
  2. 支え合い誰もが暮らし続けられる地域社会づくり(社会生活基盤)
  3. 未来の大槌人の育成 / 文化の再生と知の継承(教育文化基盤)
  4. 魅力ある持続可能なまちづくり / 地域資源としての風景の再生(空間環境基盤)

 

震災から8年、まだまだ復興の途上にある大槌町。三陸鉄道や三陸自動車道の開通等明るい兆しも見えてきています。

 

震災により大きく減少した人口数や生活基盤の再生が課題となっている今、復興を加速させ「魅力ある人を育て新しい価値を創造し続けるまち大槌」を実現するために、皆さんの貴重な1票を投じに投票所へ足を運んでみてはいかかでしょうか。